<< 平成17年分 >>

「今年も残すところ、あと僅かとなりました。ファンの皆さま、関係者の皆さまをはじめ、多くの方々に支えられて、今年1年をなんとか乗り切ることができました。心から御礼申し上げます。
 ジョン・レンボーン&ウッディ・マンを招いての『TABギタースクール15周年ライヴ Vol.1』ツアー終了後も何かと予定が入っていて、なかなか作業を進められなかったのですが、ようやくツアーの写真ページをアップしましたので、どうぞご覧ください(→こちらへ)。ご来場くださった方は、あの感動をもう一度思い出していただければと思います。また、ご来場できなかった皆さまもライヴの雰囲気を写真から感じていただければ幸いです。
 それから、12/23にバックインタウンで開催された年末恒例のTABギタースクール生徒さん発表会&忘年会に、参加された皆さま、ご来場の皆さま、どうもお疲れ様でした。『15周年記念Vol.1ツアー』開催のために準備が遅れ、皆さまには大変ご迷惑をお掛けしましたが、例年どおり盛況で楽しいイベントとなり、私もホッとしています。写真もアップしました(→こちらへ)。
 本当の15周年を迎える来年も、色々面白い企画を考えたいと思います。来年も変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いします。では皆さま、よいお年をお迎えください!」

(平成17年12月30日)


「先日(12/16)、高峰楽器の新工場内のホールで開催された“第六回ふれあいコンサート”に出演しました。古くからの友人である高峰楽器の寺崎氏に声を掛けてもらって実現したのですが、中津川の駅から新工場へ車で案内された時は、一瞬『アメリカのテイラー社に来たのでは』と思ったほどそれは立派な工場でした。広大な自然に囲まれ、高峰楽器の名前の由来になった高峰山に臨むという最高のロケーションでした。
 この“ふれあいコンサート”は、高峰楽器が地元の方々との交流を目的に継続して開催しているコンサートだそうです。なるほど、年配の方から若者まで、ご来場下さった方々の年齢層は幅広く、初めてこの手のコンサートを聴く方もいらっしゃいました。そのような方に『ギターっていいね』とか『ライヴって楽しいね』と楽しんでいただけたのですから、ギタリストとしてこんなにうれしいことはありません。私もやりがいがありました(ライヴの写真→こちらへ)。高峰楽器の皆さま、お世話になりました」

(平成17年12月24日)


「少しご報告が遅くなりましたが、ジョン・レンボーンとウッディ・マンをお招きしての『TABギタースクール15周年ライヴ Vol.1』、無事終了いたしました。実はツアーが終わったあとも、取材やら観光やらでお二人ともしばらく滞在されていて、本日(12/12)無事飛行機で飛び立ちました。
 各会場ともたくさんの方にご来場いただき、本当にありがとうございました。皆さんに歓迎していただいて、ジョンもウッディもとても喜んでいましたよ。また、モリダイラ楽器様、フックアップ様、ストレンジ・デイズ・レコード様、(有)art point様、中林貿易様…多くの関係者の方々にサポートしていただいて、このツアーを成功させることが出来ました。心から感謝申し上げます。それから、邦楽のコンサートを聴きたいというジョンの希望をかなえるために、特別にプライベート・コンサートを企画してくださった(有)AISAの小林渡氏、なんとお礼を申し上げたらいいやら。琴奏者の丸田美紀さん、尺八奏者の渡辺正樹さん、三味線奏者の上原潤之助さん、笙奏者の中田太三さん、風りんの小林純さん、Yoshiさん、ナベタケンさん、お忙しい中、素晴らしい演奏をありがとうございました(追記:風りんのブログでその時の模様が紹介されています→こちら)。
 何より私自身にとっても、今回のツアーは夢のようなとても楽しいものでした。ステファン&ジョンでお馴染みの“Mississippi Blues”や“Snap A Little Owl”をはじめ、私のオリジナル曲“河津”など、いろんな曲を一緒にセッションさせていただき、とても光栄な経験でした。写真もたくさん撮りましたので、近日中にアップします。どうかお楽しみに(少しお時間ください)」

(平成17年12月12日)


「先だっての11/20に、インターネットTV『あっ!とおどろく放送局』の中の“長男ジャーナル”にゲスト出演しました。この“長男ジャーナル”は、風りんの司会による『長男を考察する奥深いバラエティーかがく番組』(生放送)で、11/20は“起・承・転・結”と銘打った4回シリーズの最終回でした。毎回、長男のゲストを迎えての番組なのですが、回によってはなぜか次男や長女などが登場して長男批判をすることも。私の場合、鰹節屋の跡継ぎとしての期待を背負った長男として生まれましたが、どこかで道を外し今はギターなんぞ弾いていますし、長男には意外といい加減なヤツが多いのかも知れませんね。そのようなことを真面目に(というか、不真面目に)討論する不思議な番組でしたが、風りんの生演奏などもあってとても楽しい番組でした。風りんのナベタさんより写真を送っていただきましたので、数点アップしました(→こちらへ)。この“長男ジャーナル”、好評だとレギュラー化されるとのことですが、はたして。。。
 さて、いよいよ11/29(火)よりジョン・レンボーンとウッディ・マンが来日する“TABギタースクール15周年記念ツアー Vol.1”が始まります。二大巨匠来日というで、私も粗相の無いように、今から気合いを入れているところです。皆さん各会場で盛大なご声援よろしくお願いいたします。では、会場でお会いしましょう!」

(平成17年11月26日)


「去る11/3〜11/6に、2005楽器フェアが開催されました。楽器フェアは、大楽器祭と1年毎に交互に開催される大規模な楽器の展示ショーで、今年は一昨年に続いてパシフィコ横浜で開催されました。私が主宰するTABギタースクールは、プレミアム・ギター・ショーというコーナーでHOOKUPさんのブース内に間借りして、TABサムピックやTABアコギ・スタンド・スーパー・ミニ、そしてCDやDVDなどを出品しました。お立ち寄りくださった皆さま、どうもありがとうございました。また、モーリス・ギターとアミスター・ギターのデモ演奏も何回かやらせいただきました。たくさんの方にお会いできて、大変有意義なイベントでした。私自身は、いろんなブースを見て回る時間がありませんでしたが、普段は目にすることのない楽器の数々に触れて存分に楽しまれた方もいらしたことでしょう。楽器フェアでの出展風景やデモ演奏の写真をいろんな方が撮ってくださっていたので、何点かアップしました。ご覧になって下さい(→こちらへ)。
 こういう展示会はいつも撤収作業が大わらわなのですが、今回は、両面テープで貼ったパネルを剥がしているときに、うかつにも右手の中指の爪をベリッとめくれるように割ってしまいました。いやあ、情けない。現在アロンアルファで固めていますが、今月末から始まるジョン・レンボーン&ウッディ・マンのツアーまでになんとか伸びてくれますように」

(平成17年11月15日)


「10/23に日進市で開催されました『ToneWood主催“SH. Chicago ギター発表イベント”打田十紀夫ライヴ』に多数ご来場ありがとうございました。ToneWoodを主宰されているギター製作家、日比伸也さんは、ギター製作や材の選び方に関して独自のコンセプトを持っている方です。まさに頑固一徹の職人タイプですが、それだけに氏の製作するクレセントムーン・ギターは、“骨太のギター”とでも言いましょうか、とにかく生音に力があることで定評があります。私もローズウッドのOOOタイプとオール・スプルースの2本をライヴや録音で使用しています。
 今回のライヴは、日比さんが新しいブランドとして製作を始めた“SH. Chicago ギター”の発表を兼ねたイベントでした。東京から持参したクレセントムーン・ギターに加えて、完成したばかりの“SH. Chicago ギター”もお借りしてライヴで使用しましたが、弾きやすさはもちろんのこと、サウンドもとても出来たばかりとは思えないほどバランス良く鳴っていました。興味のある方は是非、日進市にあるToneWoodでチェックしてみてください。
 この日は昼間のライヴだったので、普段だと下手すると寝る時間の朝6時半に起きて、名古屋に向かいました。明るい時間のライヴというのは、夜行性の私にとっては独特な感覚でしたが、刺激的でもあり、楽しい時間を過ごすことが出来ました(ライヴの写真→こちらへ)。ご来場の皆さま、ToneWoodのスタッフの皆さま、どうもありがとうございました。今回は日帰りだったため、手羽先で一杯やれなかったのがちょっと心残りでしたが、東京に戻ってから速攻“一人打ち上げ”に向かったのは言うまでもありません」

(平成17年10月29日)


<関西方面ツアー 思い出話:その4ー最終回>
「ツアー4日目(10/10)は、和歌山です。奈良、大阪と追っかけ(?)してくれたしんちゃんとお名残惜しく大阪駅でお別れして、オーシャンアロー17号で単身和歌山へ向かいました。和歌山へ着いたら、またしても雨模様。ああ、私はもはや雨男になってしまったのですね。。。ホテルにチェックインした後、気を取り直して、何年か前に来たときに行って美味しかった記憶のある“和歌一”というラーメン屋へ直行しました。…が、お休み(あるいは休憩時間?)。なんかついてないなあ。仕方なく駅の方へブラブラ歩いていくと、‘ラーメン’とか‘美味い!’とかののぼりが多数派手に立っているラーメン屋さんを発見したので、入店しました。ところが、店内のメニューのトップに堂々と“尾道ラーメン”の文字が!『しまったぁ、“和歌山ラーメン”じゃないんだぁ』とまたも運の悪さ、でもまあ美味しくいただくことができ、ひとまずホッとしました。しかし、あとで分かったのですが、TVチャンピオンで優勝した有名な“井出商店”も近くにあったとのこと。あぁ食べたかったぁ。下調べが足りませんでしたね。
 この日の会場は、初めてお世話になる“オールドタイム”。雨が本格的なので会場までタクシーで行くことにしました。会場に着くと、この日オープニング・アクトを務めてくれるベテラン・ブルースマンのホーボーぬき名さんが雨の中出迎えてくれて、4本のギターと機材を運び込むのを手伝ってくれました。ぬき名さんのパフォーマンスは、“和歌山のジョン・リー・フッカー”の異名どおり、歌もギターもBlack & Deep! さすがでした。オールドタイムは、客席のどこからでもステージが見やすくなっています。また、雰囲気もある素敵なライヴハウスで、私も楽しんでライヴやらせていただきました。皆さん、雨の中をたくさんのご来場、ありがとうございました! マスターの松本さま、スタッフの皆さん、大変お世話になりました。(この日は写真を撮ってくれる人がいなくて、写真を紹介できないのがちょっと残念。)
 ライヴ終了後は、2000年にニューヨークでのウッディ・マン&ボブ・ブロズマン主催のイベントでご一緒した北野さんとも再会できました。一緒にホーボーぬき名さんが経営されているブルース・バーへ行き、レッドベリーをBGMにディープな雰囲気を満喫しました。そこで、ぬき名さんがラーメンの出前を取ってくれたのですが、これぞ和歌山ラーメン!という感じで美味しかったです。あれってどこのお店のラーメンだったんでしょうか(最後まで“和歌山ラーメン”にこだわる私でした)。
 今回のツアーは短いツアーでしたが、いろんな方にお会いでき、皆さんに応援してもらって、充実した満足いくツアーでした。皆さん、ありがとうございました!」

(平成17年10月26日)


<関西方面ツアー 思い出話:その3>
「ツアー3日目(10/9)は、昨日までの雨模様が嘘のようにカラッと晴れ上がりました。前日の奈良ライヴにも来てくれた大阪のしんちゃんが奈良のホテルまで車で迎えに来てくれて、大阪まで快適なドライブ。ギター4本と機材類…荷物が多いのでとても助かりました。しんちゃんは前日はご家族でご来場下さり、この日は弟さんのゴンちゃんも登場、写真や販売の手伝いもやってくれました。おおきに!
 この日の会場は、大阪岡町の“PIAサロン”でのライヴです。会場のある桜塚商店街は、とても庶民的な活気溢れる商店街で、ちょうどこの日は秋祭りとのことで御輿が出るなど大変賑わっていました。私もサウンド・チェックが終わってから開演までの間にブラブラと探索し、お祭り気分を味わってきました。近くには出店が出ている神社もあったので、今日のライヴの成功をお参りしてきました。
 ところでこの日のライヴは、オープニングを務めてくれるROOTSの天満俊秀クンが主催してくれました。ROOTSはCDを3枚リリースしており、その3枚とも私の愛聴盤となっています。アイリッシュ・ハープを思わせるような天満クンの軽やかなフィンガーピッキング・ギター・サウンドと、それに絡む平野さんの情感たっぷりに歌い上げるヴァイオリンの音色…ケルティック・ミュージックをバックボーンに、そこにオリジナリティを加えた彼らの音楽は、心の汚れを洗ってくれるような清涼感とノスタルジアを持ち合わせています。ROOTSの演奏を生で鑑賞するのは実はこの日が初めてでしたが、期待通りの素晴らしい生演奏を聴かせてくれました。
 PIAサロンには、会場一杯のお客さまが集まってくださって、私もテンションが上がり気持ちよく演奏することができました。ご来場の皆さま、本当にありがとうございました。PIAサロン・ディレクターの本田さん、そして天満クンはじめオフィスROOTSの皆さん、大変お世話になりました!(ライヴの写真→こちらへ)(続く)」

(平成17年10月21日)


<関西方面ツアー 思い出話:その2>
「ツアーの2日目(10/8)は、奈良での初めてのライヴです。このライヴは、いつも応援してくださっている奈良の中森さんのご尽力で実現しました。なにせ奈良は、小学校の修学旅行以来ですので、特別なワクワク感がありましたね。この日もあいにくの雨になってしまいましたが、雨の奈良というのもまた風情があっていいものです。
 会場は、奈良で一番古い町、奈良町にある“蔵武D”。170年前(なんと江戸時代!)の米蔵を改装したというだけあって、どことなく厳かな雰囲気が感じられます。“過去と現在、和と洋の混在する不思議な空間”のキャッチ・コピーどおりの素敵なお店でした。お客さまもステージの私もその不思議なオーラに癒され、いつになく心温まる和やかなライブになりました。
 奈良のファンの方々は、いつもは大阪に来てくださっていますが、この日ばかりは皆さん、蔵部Dに集結くださいました。これを機会に今後も奈良ライブをやりますので、どうぞよろしくお願いします。雨の中ご来場くださった皆さま、企画してくださった中森さん、さわちんさん、蔵武Dの関係者の皆さま、本当にありがとうございました! おかげさまで、初めての奈良ライヴはとても思い出深いものになりました(ライヴの写真→こちらへ)。
 それから、全国いろんな所を回っていると意外なところで意外な人に会ったりするのですが、この日も6〜7年前に東京のTABギタースクールに通っていた末本クンがひょっこり来てくれてビックリ。転勤で奈良にいるとのことですが、久しぶりに会うとみんな立派になっていてうれしいですねえ。私は、お腹だけ立派になってしまって。。。 もちろんこの日も、そのお腹をますます立派にするために打ち上げへレッツゴー!(続く)」

(平成17年10月19日)


<関西方面ツアー 思い出話:その1>
「少しご報告が遅くなりましたが、10/7〜10/10の関西方面ツアーから無事戻ってまいりました。ツアーでは滅多に雨に見舞われることのない私ですが、今回ばかりは10/9の大阪を除いて本格的な雨になってしまいました。それでも多くの方々にご来場いただいて、無事ツアーを終えることが出来ました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
 ツアーの最初は、私の出身地である四日市でしたが、地元のケーブルテレビCTYの『サウンド・ビュー』という番組の収録のために2日ほど早く四日市入りしました。パーソナリティーのチャーリーさんとシンリーさんも四日市の方だけに、ローカルな話にも花が咲きました。小学校の頃から熱中したジャイアント馬場さんの話やスタジオでのギター演奏など、盛りだくさんの内容です。ご覧になれる環境にある方は是非どうぞ。放送時間などは、ライヴ&出演 情報のページをご覧ください。
 さて、ライヴ初日(10/7)は、初めてお世話になる“ガリバー”です。四日市にアコースティック・ギター音楽に最適なライヴハウスができたと以前から聞いていましたので、とても楽しみにしていました。四日市の市街地からは離れたところにありますが、一歩店内に入ると『こんな所にこんな空間があるなんて!』と思える素敵なライヴハウスです。もともとサンドイッチ屋さんだったというだけあって、メニューにあるサンドイッチも絶品でした。
 この日は、2005年のモリダイラ楽器コンテストで最優秀賞を受賞した竹内いちろさんがオープニング・アクトを務めてくれました。四日市は、以前に島村楽器さんのスタジオ内クリニック・ライヴを2回ほどやったことはあったのですが、今回、念願のライヴハウスでの演奏が実現して感無量です。ご来場の皆さま、ガリバーのマスター、ママさん、どうもありがとうございました!(ライヴの写真→こちらへ)(続く)」

(平成17年10月17日)


「うかつにも、私も人並みに韓国ドラマとやらにハマってしまいました。『冬ソナ』が流行っている頃はさんざんバカにしていたのに。。。私がハマったのは『バリでの出来事』という各回1時間の20話モノのドラマで、日本ではもう去年放送されたらしいです。ウチの女房が、『冬ソナ』をはじめとする韓国ドラマ・オタクなので、TAB生徒のHクンが『バリでの出来事』全話分のDVDを貸してくれたのでした。少ない登場人物の間でのあり得ないような偶然の連続で、これでもかと無理矢理ストーリーを展開させるのですが、一回見てしまったら、この後どうなるのかと次が気になって仕方ないのです。いやー、参りましたあ。昨日なんか最後の4話を連続で見てしまいましたよ。おかげで寝不足。韓国ドラマ、恐るべしですね。
 ただ、“ヨンさま”だの“イ・ビョンホン”だの、韓国男優がカッコいいという意見には、ちょっと同意できません(ウチの女房も大騒ぎしていますが)。韓国の男性で一番カッコいいのは、原爆頭突きの金一(キムイル)こと大木金太郎に決まっているではありませんか!(若い人は知らないかなあ。。。)でも、『バリでの出来事』のスジョン役の女の子は、なかなかカワイかったなあ。。。
 さて、借りたDVDも全部見たことだし、今週から始まる関西ツアーの準備でもしますかね。四日市(10/7)・奈良(10/8)・大阪(10/9)・和歌山(10/10)と回ります。詳しくは、ライヴ&出演 情報のページで。皆さん、ご来場お待ちしていますよ。会場でお会いしましょう!」

(平成17年10月2日)


「皆さん、ようやく秋らしくなって来ましたね。さて、来る11/29〜12/6に“TABギタースクール15周年記念・第一弾”としてジョン・レンボーンウッディ・マンを招いてライヴ・ツアーを行います。ジョンは、2000年の秋のTABライヴにダック・ベイカーと一緒に来日して以来5年ぶり、またウッディは2003年秋に来日して以来2年ぶりの日本遠征です。二人はイギリスとアメリカと住んでいるところは違いますが、一緒にライヴやワークショップをやったりの気心知れた仲で、二人とも『久しぶりの日本を楽しみにしている』との連絡をくれています。エキサイティングなツアーになることまちがいなしですよ。私も今から楽しみです!
 前売りチケットは9/17より全国発売し、ただ今好評発売中です。早々にお申し込みいただいた皆さま、どうもありがとうございます。整理番号付きのチケットですので、まだの方もどうかお早めに!(TABネットショップでお申し込みいただけます。)
 TABの15周年は来年2006年の7月なので、実はちょっと気の早い“15周年記念”ですが、ジョンとウッディがそろっての来日となれば、もう立派に記念イベントにふさわしいと思い、そのようなキャッチを付けた次第です。皆さん、どうぞお見逃しなく!」

(平成17年9月20日)


「代官山フーチークーチーの“オープン10周年記念スペシャル・ライヴ”にご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。たくさんの方にお集まりいただけて、私もとても楽しくライヴをやらせていただきました。立ち見の方も最後までありがとうございました(ライヴの写真→こちら)。
 マスターの武田さん、10周年おめでとうございます! オープン時からお世話になっていますので、私もとても感慨深いです。“もっとも代官山が似合わないギタリスト”の私ですが、フーチークーチーだけは別です。今後ともどうぞよろしくお願いします。
 それからゲストで出てくれたナベタケンさん、“風りん”のマレーシア・ツアーに出かける前日なのにありがとう! セッションも楽しかったですよ。今頃は、マレーシア料理で一杯やっているのでしょうねえ。帰ってきたら土産話聞かせてくださいね」

(平成17年8月29日)


「暑い日々が続いておりますが、皆さま体調など崩されていませんでしょうか。私の方は、先月の“北海道・東北・北関東ツアー”から東京へ戻った後、カワセ楽器でのインストア・ライヴ(写真→こちら)、荻窪ルースターでの丸山ももたろうさんとのジョイント・ライヴ(写真→こちら)とライヴが続きました。どちらもたくさんのお客さまにご来場いただきまして、本当にありがとうございました。
 このあと東京では、8/27に代官山フーチークーチーでソロ・ライヴがあります。フーチークーチーは開店以来お世話になっているお店です。小さめのお店ではありますが、とてもいいムードでライヴができるところです。もちろんこの日も、アコースティック・ギター2本、12弦ギター、リゾネーター・ギター…4本のギターを使っていろんな曲を演奏しますよ。この日は、伝説のイカ天バンド、グラウンド・ナッツのギターだったナベタケンさんがゲストで登場します。メジャーで活動した同バンドが解散した後は音楽以外の仕事をされていましたが、8/11にデビュー・ライヴを行う“風りん”で13年振りに音楽活動を再開します。8/27のフーチークーチーでは、TABギタースクールで学んだフィンガーピッキングも披露してくれるはずです。私も彼とのセッションを楽しみにしています。楽しいライヴになりますよ。皆さん、是非ご来場お待ちしています」

 ※TABネットショップで前売りチケット発売中です。

(平成17年8月10日)


<北海道・東北・北関東ツアー 思い出話:その8ー最終回>
「12日間連続のライヴ・ツアーもついに最終日(7/20)を迎えました。この日は宇都宮から埼玉県の上福岡まで移動するのですが、結構時間のゆとりがあったのでホテルに荷物を預かってもらって、まず宇都宮駅に向かいました。目的は、そう!駅ビルの中にある“みんみん”の餃子です。今年2月に来たときに新幹線の時間の都合で食べることができませんでしたが、今回は無事食べることができました。前回同様、今回もたくさんお客さんが並んでいましたねえ。焼き餃子2皿と水餃子1皿とライスを食べました(もっといけたなあ…)。とても美味しかったので、並んで食べた甲斐がありましたよ。
 さて、ツアーの千秋楽は埼玉県上福岡の“曼陀羅”でのライヴです。埼玉県は楽器屋さんのスタジオ内ライヴ&セミナーでは何度も来ているのですが、ライヴハウスでの演奏は初めてです。4本のギターを持っているのが目立ったのか、東武東上線の上福岡駅の構内で知らない方から『打田十紀夫さんじゃないですか?』と声を掛けられました。『どうして上福岡にいるんですか?』と訊かれたので『今日、上福岡でライヴなんです。お時間あったら是非来てください』と伝えました。残念ながらその方はいらっしゃれなかったようですが…(次回は是非来てくださいね)。
 曼陀羅は素敵なマスターが切り盛りされていて、開店されてからもう30年にもなるとのことです。伝統あるお店ですが、それでいてアットホームなところが魅力です。たくさんの方にご来場いただいて、ツアーの最終日ライヴを楽しく務めさせていただきました。皆さん本当にありがとうございました。曼陀羅のホームページにライヴの写真も載せてくれていますので、ご覧になってください(曼陀羅HPライヴ写真のページは→こちら)。
 ライヴ終了後、美味しいカレーをいただいてライヴの余韻に浸りましたが、この後TABの事務所まで帰ることになっていたので、後ろ髪を引かれるようにしてお店を後にしました。TABに戻ったらもう夜中の12時半を回っていましたが、ツアー終了の“独り打ち上げ”のために近所の飲み屋に直行。ツアー中のいろんな出来事を思い出して、独りでグラスを傾けるのも結構オツなものです。7/9に飛行機で北海道の旭川に入ってスタートした今回のツアーですが、電車を乗り継いで南下し、お陰様で無事TABに戻ってくることができました。各土地、各会場で、本当に多くの方々によくしていただいて、感謝の言葉もありません。充実したツアーだったと思います。また伺いたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします」

(平成17年8月7日)


<北海道・東北・北関東ツアー 思い出話:その7>
「ツアーもいよいよ終盤。11日目(7/19)は宇都宮ライヴです。水戸に来た証しとして常磐線ホームの立ち食いそばスタンドで納豆そばを食べ、昨日と逆行して宇都宮へ向かいました。昨日同様、各駅停車の電車は時間がかかりましたが、外の田舎景色をのんびり眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができました。
 宇都宮には、今年の2月に島村楽器さんのイベントで来ています。その時は日帰りのスケジュールだったのであまりゆっくりできませんでしたが、今回は一泊するので餃子を食べ歩くチャンスもありそうです。ホテルにチェックインしてしばらくしたら、この日ゲストで出てくれることになっている若手実力派フィンガーピッカーの小川倫生クンが、ホテルに迎えに来てくれました。何年か前にTABギタースクール10周年記念ライヴを彼が見に来てくれたときに一度挨拶をしたくらいでしたが、彼の評判はいろんなところから聞いていて、そのプレイを実際に目にできることをとても楽しみにしていました。
 会場は、初めてお世話になる“Big Apple”。サウンドチェックが終わったあと、時間があったので彼と食事に行き、開場の19時を15分ほど過ぎた頃に戻ったのですが、なんとこの時点でお客さんが一人!?? ライヴで集客は非常に重要なポイント。開演の20時までまだ時間はあるものの不安になってきて、とうとう会場の前の道まで来てお客さんを待ってしまいました。外は街頭もない裏通りで、人通りもあまりありません(ヤバイ)。来てくれるといっていたのになかなか登場しない生徒の室井クンが30分頃ようやく現れてくれました(栃木県在住とはいえ、結構遠いところからありがとうね)。時間が刻一刻と過ぎていく中、『世の中なんでも起こりうる』とある種の覚悟を決めてもいた矢先、開演直前になってゾロゾロとお客さんが現れ、結局客席が埋まりホッとしました。いや〜ありがとう〜! 栃木の皆さんは、結構ゆっくリズムなんですね〜。
 ライヴの途中で小川くんに登場してもらって数曲披露してもらいました。噂通り、オープン・チューニングを駆使した幻想的な曲想の素晴らしいパフォーマンスでした。しかもその音楽性は、しっかりした音楽的ルーツの上に築き上げられた深みと味わいが感じられました。彼が高校生の頃、私が当時(1990年代前半)のギターマガジンで担当した“ブリッティシュ・フォーク3大巨人〜デイヴィ・グレアム、バート・ヤンシュ、ジョン・レンボーン〜”の記事に興味を持ってくれたり、TABギタースクールの通販を利用してくれたという話を聞き、自分のやってきた活動がこんな素晴らしいギタリストの成長に多少なりとも影響を与えたことをうれしく思いました。今後も頑張ってもらいたいと思います。アンコールの最後で小川くんとデュオでも演奏し、また、ライヴ終了後には残ったお客さんと“ギターQ&A”を行い、楽しい時間を過ごしました。ご来場の皆さま、マスターの小野さん、お世話になり、どうもありがとうございました(ライヴの写真→こちらへ)。
 ライヴハウスを後にして小川くんらとファミレスで食事をしてホテルに戻ったものの、まだ食べたらない私は、夜中やっている餃子屋はないかと街へ繰り出し、“金太”なるお店を発見。店の中には、細川たかしやキラーカン(元プロレスラー)らの写真やサインと共に『ここの餃子は旨い!』との彼らの絶賛のコメントが張られていました。実際美味しかったので、私もサインやコメントを残したかったなあ(続く)」

(平成17年8月4日)


<北海道・東北・北関東ツアー 思い出話:その6>
「ツアー9日目(7/17)は、福島へ移動してのライヴ。朝が苦手な私は、ホテルのチェックアウト時はいつもバタバタです。そして急いで切符を買ってあった新幹線に乗り込んで福島へ向かいましたが、電車の中で、仙台で牛タンを食べるのを忘れたことに気づきました。『しまったぁ、まあ仕方ないな』と諦めていたところ、なんと福島駅の中に“焼いたらたんしお”という牛タン専門のレストランがあるではありませんか。今日の朝まで仙台にいたわけだし、そもそも仙台のお店だというし、多少のタイムラグはあるもののこれは好都合だとそのお店に入って牛タン定食をいただきました。よしよし、これで仙台はやり残したことなしということになりますね。なんか得した気になりました。
 福島ライヴは、福島駅の近くの大きな楽器店U-One Musicさんが主催してくださいました。会場は、U-One Musicが運営されているライヴハウスの“Out Line”。福島でライヴをやるのは実はこれが初めてでしたが、ご来場のお客様に熱い方が多く、とても温かく盛り上げていただきました。1回目のアンコールで“Georgia On My Mind”を弾いたのですが、『ジョージアの次はシカゴに行きたいな』とのリクエストをいただき、2回目のアンコールでは“Sweet Home Chicago”をなんと歌入りで披露してしまいました。1番の歌詞しか覚えていなかったため、何回か1番を歌ってすみませんでした。ライヴ終了後は、オーナーの上田さんやスタッフの阿部さん、加藤さんと打ち上げに直行、楽しい時間を過ごさせていただきました。大変お世話になりました。
 翌日の10日目(7/18)は、茨城県の水戸でのライヴです。楽器専門店クラップさんの主催で“ブルームーズ”で実現する運びとなりました。福島から水戸への移動は結構大変で、福島からまず宇都宮まで新幹線で行って、そこで乗り換えて小山まで行き、今度は常磐線に乗り換えて水戸まで行くのです。この常磐線が各駅停車で1時間半も乗らねばならず、福島からのトータルでは3時間10分もかかりました。翌日やる宇都宮と日程的には順序が逆だった方がよかったのですが、諸々の都合でこの日程になってしまいました。荷物が多いため乗り換えはなるべく少なくしたかったので、当初“福島→上野→水戸”という新幹線&特急での‘乗り換え1回快適楽々コース’も選択肢にはあったのですが、上野に入ってしまうとツアーに出ている緊張感が途切れてしまいそうで、乗り換えが多くてもあえて東京に入らない路線を選びました。
 水戸のホテルに、いーじーぷれすのインタビュー(7/5の書込参照)でもお世話になった高校時代の柔道部の後輩、有村クンが車で迎えに来てくれたので、会場へもスムーズに辿り着けました。ブルームーズには溢れんばかりのお客さんが来てくださって、とても気持ちよく演奏できました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました(有村クンが撮ってくれたライヴ写真と打ち上げ写真→こちら)(続く)」

(平成17年8月2日)


<北海道・東北・北関東ツアー 思い出話:その5>
「八戸ライヴが終わり、気が付けば12日間連続ライヴ・ツアーも、すでに後半にさしかかっていました。ギター4本と機材を持って回っているとはいえ、毎日楽しくやっているので、これといって疲れがあるわけでもありません。反対にツアーが終わりに近づく寂しさの方を感じてしまいます。このままずーっと日本各地を回っていたいくらいです。でも、無理を言ってツアー中レッスンを休ませてもらったカワイイ生徒さん達もたくさん待っていますからね。うまくバランスをとってツアーを今後も組んで行きたいと思っています。
 さて、ツアー8日目(7/16)は、杜の都、仙台。この日は昼過ぎにホテルにチェックインした後、ちょっと食事に出ようとしたときに、急な夕立に遭ってしまいました。それも半端じゃない豪雨でした。ギターとかの荷物を運んで歩いている途中でなくてよかったです。ギター4本持ちながらの傘の差し方など、雨の対策はちゃんと練ってはあるのですが、あそこまで降られるとどうしようもないですからね。このときは、とりあえず地下街に入って回転寿司に入ってしまいましたが、これはちょっと失敗したかも知れません。仙台だからネタも鮮度が違うのかなと思って入ったのですが、この日は土曜日でもあり、お店が混んでいたためお皿もあまり流れていません。他のお客さん達のように個別に色々頼んで握ってもらうこともできたのですが、早くホテルの部屋に戻ってギターの弦を交換したかったので、手っ取り早く流れているお皿を取って食べました。明らかに10周は廻っていると思われるお皿などもありましたが…。でもまあ、何でも美味しくいただくのが私の取り柄です。それに、仙台にいる間に“牛タン”や“ホヤ”などをいただくチャンスはまだまだありますからね。
 2年ぶりとなる仙台の会場は、前回と同じ“Satindoll2000”です。夕方には昼間の豪雨が嘘のようにすっかり雨は上がりました。よかったあぁ。この日のライヴには、遠方からのお客さんもいらっしゃいました。埼玉の竹内さん、遠路はるばるありがとうございました。いろんなところに出没してくれる竹内さんですが、次回はどこでお会いできるのでしょうか。そして東京からも生徒の山野上クンがライヴに来てくれました。また、翌日の福島ライヴを主催してくれるU-One Musicのギター講師の方も、翌日スケジュールの都合で見ることができないとのことで、はるばる仙台ライヴにご来場くださいました。リクエストをくれた‘のんてん’さんはじめ、もちろん地元の皆さんもたくさん応援に来てくださって、いやー、ホント皆さんありがとう!皆さんあっての私です。
 ライヴ終了後、マスターの岡崎さんが、打ち上げをやってくださって、マスターと長い付き合いの竹村さんやモリダイラ・コンテスト出場の千葉さんらと楽しい時間を過ごさせていただきました。大変お世話になりました(続く)」

仙台ライヴで最前列に陣取ってくれたのんてんさんが送ってくれたライヴ写真は→こちら

(平成17年7月30日)


<北海道・東北・北関東ツアー 思い出話:その4>
「ツアー6日目(7/14)は北海道から本州に入り、青森県の弘前でのライヴです。初めて青函トンネルを渡ることになります。『だんだん海面が上がっていって、海に入っていくのかなあ』などと期待していたら、いつの間にかトンネルに入っていつのまにかトンネルから出ていました。列車がトンネルを走っている間、外は真っ暗でしたが、まあトンネルですからそれでいいのでしょうね。弘前駅で印象深かったのが、電車の発車時に流れる音楽が津軽三味線だったこと。津軽地方に来ていると実感できた瞬間でした。
 弘前ライヴは、初めてお世話になる“ORANGE COUNTY”。この日は、地元で活動するacoaという初々しい若者二人組がオープニングを務めてくれ、美しいラヴソングを聴かせてくれました。自称“晴男”の私ですが、遂にこの日は本格的に雨になってしまいました。それでも雨の中ご来場くださった皆さま、どうもありがとうございました。またこの日は、なんと弘前に実家があるTAB生徒さんの永澤クンが帰省を兼ねて、東京からはるばるライヴに来場してくれました。ありがたいことです。しかも彼は高校生の時に、ORANGE COUNTYに出演したことがあるとのことで、マスターの今村さんも喜んでいました。ライヴ終了後、永澤クンと一杯やりに飲み屋に直行。郷土料理のじゃっぱ汁が切れていて残念でしたが、けの汁はいただくことができてよかった、よかった。永澤クン、弘前に凱旋ライヴできるよう、頑張れよ!
 7日目(7/15)は、八戸です。八戸はもう何年も前に島村楽器さんのクリニックで来たことがありますが、今回はちゃんとしたライヴということで否が応でも気合いが入ります。ホテルにチェックインしてから会場入りまで時間があったので、街をぶらぶらと探索していたら、前から歩いてくる方から『打田さんですか? 今日のライヴ行きますよ』と声を掛けていただきました。ライヴ会場でない場所で声を掛けられるということは、不審尋問されるとき以外にはそうはないので、とてもうれしかったです。そういえば何年か前に、長崎に向かう電車の中で、車掌さんから『打田さんの教則本で練習しています』と言われたときもうれしかったなあ。
 今回のツアーは初めてお世話になる会場が多いのですが、八戸の“パワーステーションA7”も初めての出演です。立派なステージと客席の素敵なライヴハウスでした。サウンド・チェックが終わった後、開演時間まで会場の近くを散歩していたのですが、浴衣姿の美しい女性が多くて、危うくふらふら付いて行きそうになりました。なんでもこの日から‘八戸七夕まつり’だそうで、いやーまったく、いい時季に来たもんです。また、会場のビルの横の路地には美味しそうな一杯飲み屋の屋台村があって、いやはや誘惑が多い街ですな、八戸は。幾多の誘惑を振り切って、なんとかパワーステーションA7に戻りましたが、すでにたくさんのお客さんがご来場くださっていました。皆さん、本当にありがとうございました。ライヴ終了後に、ギター好きな方々と打ち上げもやっていただいて楽しい時間を過ごすことができました(送っていただいた、ライヴと打ち上げの写真→こちら)。大変お世話になりました。『八戸に来たらひっつみを食べないと』とお客さんに教えていただきましたが、打ち上げ終了後に真空管さんらに連れて行ってもらって無事食べることができました。完璧!思い残すことはないです(続く)」

(平成17年7月27日)


<北海道・東北・北関東ツアー 思い出話:その3>
「旭川・小樽・札幌(2会場)と4回のライヴを終了し、ツアーの5日目(7/13)は、初めて訪れる函館でのライヴです。JR函館の駅から外へ出ると、その日の朝までいた大都会の札幌と違い、とても広々としたいかにも北海道といった印象を受けました。『函館は塩ラーメン!』と聞いていましたので、ホテルにチェックインした後、ホテルの人に美味しいお店を訊いてさっそく食べに行きました。シンプルな塩ラーメンを頼みましたが、出て来るのを待っている間に、他の人が食べている魚介類のいろいろ載っているデラックスなラーメンがやけに美味しそうに見えて、『函館にいる間にもう一度ここに来てあれ食べよ』と密かに心に誓ったのでした。
 函館ライヴの会場は、モンド・バー“ネヴォ”です。ホテルに車で迎えに来てくださった船橋さんが、ネヴォへ行く道を敢えて遠回りして、函館の町並みを見せてくれました。ツアーでいろんなところに行っても観光などする時間がほとんどないのですが、この日はすっかり函館観光した気分になりました。お気遣いありがとうございました!
 会場のネヴォは、明るい感じの雰囲気のある素敵なバーです。マスターの佐々木さんは、自らもギターを弾かれる方で、お店の中にはなんと7/29にインストア・ライヴでお世話になる東京小川町のカワセ楽器のオリジナル・ギター“Master”が壁に掛けてありました。飲兵衛の私が函館に住んでいたら、毎日ネヴォに入り浸っているかも知れませんねえ。ライヴはたくさんの方に来ていただいて、盛り上げていただきました。初めて訪れる地で歓迎してもらえて、とてもうれしかったです。立ち見でご覧になってくださった皆さんもどうもありがとうございました。ネヴォは音楽好きの方々が集まるお店で、打ち上げで聴かせてもらった“水と油”さんのジャズ・ギター・デュオ、とても素敵でしたよ。
 楽しい時間を存分に満喫したおかげで、翌日はやや寝坊してしまい、電車の時間の関係上、前日誓った“魚介類のたくさん載ったデラックス函館ラーメン”を食べに行く時間が取れませんでした。残念。次回はきっと!(続く)」

(平成17年7月25日)


<北海道・東北・北関東ツアー 途中経過、改め 思い出話:その2>
「ツアーの途中経過を7/13にご報告したまま、なかなか次を書く時間が取れないままに、ツアーが無事終了し東京に戻ってきてしまいました。ですので、“途中経過、改め 思い出話”として、続きを書きたいと思います。各地で皆さんに親切にしていただきライヴも盛り上げてもらって、楽しく充実した時間を過ごすことができました。皆さん、本当にありがとうございました!
 今回の12連続ライヴ・ツアーは、一人で4本のギターを持って回りました。『本当に一人で4本もギターを持てるんですか?』とよく訊かれますが、持てるんです! しかも私は車の免許がありません(教習所の横に住んでいるのに…)。ですので今回も、初日の旭川へは飛行機で入りましたが、その後は電車を乗り継いでの移動です。ここで、その壮絶なツアー姿をご紹介しておきましょう。ツアーでは、4本のギターの他に、機材や着替えなどいろんなものを持って回らなければなりません。これがフル装備の姿です(→こちらへ)。元柔道部主将ならではのパワーとバランス感覚を利したスタイルです。この姿で回った今回のツアーの思い出話、この後もご期待ください(続く)」

(平成17年7月22日)


<北海道・東北・北関東ツアー 途中経過:その1>
「12日間連続(!)の“北海道・東北・北関東ツアー”、旭川・小樽・札幌(2会場)とちょうど三分の一の4ライヴが終わって、今日の夜は函館です。各地で皆さんに歓迎してもらって元気いっぱいに楽しくやっています。なんせ4本のギター(モーリスS-121U、クレセントムーン“オール・スプルース”、ギブソンB-25-12弦、アミスター・ステージャー)を抱えて一人で回っていますので、『どこかでぶっ倒れているか、失踪しているのではないか』と心配してくださっている皆さまのために、途中経過をご報告します。
 初日(7/9)は、旭川“アーリータイムズ”でした。以前よりお名前は存じていたのですが、ライヴをやらせていただくのは今回が初めてです。4本のギターを持参するということで、マスターの野澤さんが空港まで迎えに来てくださいました。ありがとうございました。ギター4本と機材などを体に巻き付けたすごい格好で登場したので、ビックリされていました(あきれていらしたかも…)。さっそく『旭川ラーメンならここ!』という“あきよし”に連れて行ってくれましたが、これがまた絶品!忠英さんやイサトさんも大絶賛とのことです。でも、これで気を緩めてしまうと、昨年の大分での“初日ライヴ直前転倒事件”のようなことになってしまうので、気を引き締めてライヴに臨みました。アーリータイムズは初めての会場ですが、もう何度もやったかのようにリラックスした雰囲気で演奏できるアットホームな空間でした。プロレス好きの方も多く、打ち上げも夜中の2時頃まで盛り上がりました。ツアー初日からエンジン全開でした。
 翌日の7/10は、二度目の登場となる小樽の“一匹長屋”で、ゲストに超絶ラグタイム・ギタリストの浜田隆史クンを迎えてのライヴです。私は晴男で滅多にライヴの日が雨になることはないのですが、浜田クンが雨男なのか、小雨降る中でのライヴとなりました。また、地方都市にありがちな人口減少・高齢化など斜陽の波が小樽にも押し寄せているといった話を浜田クンから聞いていたので、お客さん来てくれるかなあとちょっと心配しましたが、多くの方に来ていただけてうれしかったです。マスターの下村さん、今回も大変お世話になりました。あっ浜田クン、キープしてる焼酎のボトルたくさん飲んでしまってゴメンね。それと今回も小樽では、浜田クンお薦めの大丸ラーメンを食べることができてハッピー。いろんな方々に出会え、各地の美味しいものを食べることができて、ツアーはやはり最高です。
 7/11は札幌の1日目、白石区東札幌の“歌酔倶楽部ありがとう”でのライヴです。当初、この日はオフの予定だったのですが、マスターの高嶋さんから『1日、日程が空いているようですが、ライヴやりませんか?』とお誘いをいただいて実現の運びとなりました。とてもありがたい話です。高嶋さんは、一匹長屋の下村さんとも古くからのお知り合いだそうで、数年前からご夫婦で札幌にてお店を始められたとのことです。音楽を愛する素敵なご夫婦でした。自家製のアイスクリームもとても美味しかったです(ビール飲みながら食べられるところがすごいでしょ)。遠方からのお客様もいらっしゃいました。ご来場の皆さま、本当にありがとうございました。ライヴ終了後は、カラオケで遅くまで盛り上がってしまいました。この日飛び込んできた『プロレスラー橋本真也、死去』のニュースはかなりショックでしたが、カラオケで得意の演歌を熱唱して元気を取り戻しました。
 札幌2日目となる翌7/12は、豊平区平岸の“フライヤーパーク”です。今回のツアーでは4日目となるライヴです。この日は小樽から駆けつけてくれた浜田隆史クンがゲストで出演してくれました。“フライヤーパーク”は初めて伺うお店ですが、ブルース・バーといった感じの非常に雰囲気のあるライヴハウスでした。ステージにある2つのイスの背もたれがギターのネックの形状になっているのもお洒落です。ステージ上は、ただでさえ私が持ち込んだ4本のギターと浜田クンのギターの計5本ものギターがあるのに、そのイスの背もたれのネック2本が加わり、とてつもなく多くのギターが乱立しているように見えます。まさに壮観です。前日と連チャンで駆けつけてくれた瀬尾さんや井上さんをはじめとするハグネットの皆さんにも盛り上げていただいて、楽しくステージを務めさせていただきました。ご来場の皆さま、ありがとうございました。マスターの宗形さん、大変お世話になりました! ライヴ終了後は、すすきののラム焼肉店へ直行し、暴飲暴食で締め括りました。ベリー・ハッピー! よし、今日の函館初ライヴも頑張るゾ(続く)」

(平成17年7月13日)


「いよいよ今週末から“北海道・東北・北関東ツアー”に出発します。旭川・小樽・札幌×2・函館、弘前・八戸・仙台・福島・水戸・宇都宮・上福岡…何といっても初めてトライする12日間連続ライヴですから、否が応でも気合いが入ります。今回のツアーは初めて伺う会場も多いので、今からワクワクです。ギターも4本持って各会場に参上しますよ。お近くの方は是非ともご来場ください! 皆さまにお会いできるのを楽しみにしています! 美味しい物がたくさんある地を回りますから、アフター・ライヴも楽しみです。途中でぶっ倒れないように今から暴飲暴食して鍛えています(逆効果かも…)。ツアーの詳細は、ライヴ&出演 情報のページをご覧ください。
 ところで、今回のツアーの後半で伺う茨城県の情報ネットワークマガジン『いーじーぷれす』(2005年7月号)に、私のインタビューが掲載されました。いろんなお店などに置いてあるとのことなので、茨城県の方はご覧になってみてください(参考写真→こちらへ)。水戸のライヴの告知もしてくれています。柔道部後輩の有村クン、取材の件ではいろいろお世話になりました。でも、二人で並んでいたら、どう見ても私の方が後輩に見えるだろうね。有村の貫禄があり過ぎるのか、私の貫禄がなさ過ぎるのか。まあ、そんなことはどうでもいいですが、とにかくありがとうね」

(平成17年7月5日)


「6/25に静岡で開催された“マーティン・ギター・コンサート”へゲスト出演しました。このコンサートは、斎藤誠さんが毎回ゲストを迎えて各地で開催されるマーティン・クラブ主催のコンサートです。斎藤さんは私とほぼ同世代ですが、大学時代からプロで活動されているキャリアの長い方です。初対面にもかかわらずフレンドリーに接してくれて、大変気持ちよくライヴをやることができました。実は、もうかなり昔(たぶん15年以上前)のことですが、歌手の山根麻衣ちゃんと斎藤さんが一緒にやったライヴを見たことがあります。たしか麻衣ちゃんから声を掛けてもらって見に行ったと思いますが、“歌もギターもうまいなあ”と感動した記憶があります。今回このような形でご一緒できてとても光栄でした。ライヴの写真を数点アップしましたので、ご覧ください(→こちらへ)」

(平成17年6月30日)


「6/5に開催された尺八奏者、小林純さんとのジョイント・ライヴにご来場の皆さま、ありがとうございました。尺八といえば当然、邦楽で重宝される楽器ですが、純さんは邦楽のみならず、洋楽やオリジナル曲、O∧S/Sでのギターとのデュオなど幅広く活動されています。今回の共演で、私自身初めて純さんの尺八の演奏を間近で聴いたのですが、息づかいが感じられる絶妙な表現力に感動しました。ソロの他に私とのデュオでも何曲か吹いてくれて、見事なパフォーマンスを聴かせてくれました。特に私の“河津”でのセッションなどは、曲の和風のテイストがさらに引き立つそれは素晴らしい演奏で、一緒に弾いていた私もとても心地よく浸ることができました。天国のジャイアント馬場さんもさぞかし喜んでくれたことでしょう。ライヴの写真を数点アップしましたので、ご覧ください(→こちらへ)」

(平成17年6月9日)


「春のソロライヴ・ツアーの思い出話を先にアップしましたが、4月にはその前に“中国広州遠征”と“ミュリエル・アンダーソン&打田十紀夫 ジョイントライヴ”という大変思い出に残るイベントもありました。4/10に開催されたミュリエルとのライヴに関しては、すでにTABギタースクールのホームページで写真とコメントをアップしてありますので、まだご覧になってない方は是非ご覧ください(→こちらへ)。何と言っても、記念すべき(?)初めての女性ギタリストとのジョイント・ライヴ、しかも美しいミュリエルとのジョイントです。とても楽しいライヴとなりましたよ。
 さて、もうひとつ、中国遠征(4/5〜4/8)も思い出深いものでした。中国にはこれまでにも2回行っていますが、その時はどちらも楽器ショーでのデモ演奏の仕事でした。今回の中国遠征は、広州でギター学校を運営されているギタリストのインビオ氏の企画による“ライヴ&セミナー”開催が主な目的です。折しもその時期は、教科書検定や常任理事国入りの問題で反日感情が高まりつつある時期となってしまいました。まだ大がかりなデモにまで発展していなかったものの、開催予定の会場が急に変更になるなどの影響が出たことも確かです。でも、参加してくださったギター好きの皆さま、関係者の皆さまにはとても歓迎していただきました。今回の訪中実現にご尽力くださったY氏、大変お世話になりありがとうございました。中国遠征についてのコメントと写真のページがようやくできましたので、ご覧ください(→こちらへ)」

(平成17年5月18日)


<2005春のソロ・ツアーの思い出話 連載:その8ー最終回>
「(…下の書き込みより続き)4/13に東京を出発した今回の“春のソロライヴ・ツアー”でしたが、4/24の宮崎で無事終了することができました。各地でいろんな方にお世話になりました。お陰様でどのライヴも盛況で、私自身とても気持ちよくステージを務めることができ、とても充実したツアーだったと思います。ご来場くださった皆さま、応援してくださった皆さま、関係者の皆さま、この場を借りて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
 実は今回のツアーには、忘れられない悲しい思い出も付いて回ることになりました。私の父がツアーの最終ライヴの日(4/24)に亡くなったのです。2年ほど前に喉頭癌の手術を受け声帯を失っていたものの、その後は順調に回復しているように見えました。ところが今年の2月に転移が発見されて、その時点ですでに末期癌と宣告され、もう病院でも治療することがないとのことで実家に戻っていました。3月中頃に一度四日市の実家に見舞いに帰ったのですが、それでもその時はまだまだ元気でした。その姿に少し安心したので『ゴールデンウィークにまた来るから』と言って実家を後にしたのが最後になってしまいました。
 今回のツアー中に具合が悪くなり再入院した父は、なんとか私が顔を見せるまで頑張ろうとしていたとのことですが、残念ながら4/24の昼の1時半頃に亡くなりました。最終ライヴを控えていることを家内が気遣ってくれて、私のもとに連絡が入ったのはその日の深夜でした。私のライヴは一度も見たことのなかった父ですが、4/24の宮崎ライヴは会場のどこかで見ていてくれたような気がします。もうずっと昔のことになりますが、『ギターを弾くから』と言って急に大学を辞めたり色々心配を掛けたりしましたが、今ではこうやって好きなことで私が頑張っていることを喜んでくれていました。4/25に宮崎から東京へ戻った私は、その足ですぐ四日市へ向かい父と対面しました。最後のお別れの時には、棺の中に私の記事が載っている音楽雑誌などを入れてあげました。オヤジ、長い間ありがとう!」

(平成17年5月14日)


<2005春のソロ・ツアーの思い出話 連載:その7>
「(…下の書き込みより続き)いよいよツアー最終日(4/24)、宮崎ライヴです。会場は昨年と同じウェザーキング。今回も旧友の道本晋一さんとギターショップ“マシンヘッド”さんのサポートでライヴが実現しました。宮崎は、チキン南蛮の発祥の地だというではありませんか。これは食べなきゃ、というわけで宮崎に着いたらさっそく道本さんお薦めのお店へ直行。やはり本場で食べるチキン南蛮は格別の味わいでした。
 マシンヘッドさんはアコースティック・ギターにも力を入れていて、フィンガーピッキング向けのギターとして定評のあるモーリスSシリーズのハカランダのレアなモデルが在庫していました。お近くの方は一度足を運ばれてみてはいかがでしょう。店長の西村さんが親切にアドバイスしてくれますよ(マシンヘッド・ホームページ→こちらへ)。
 さて、ウェザーキングには今回のツアー最終日にふさわしく、100人を超える満員のお客さんにご来場いただきました。ありがたいことです。ライヴは2部形式で行われ、一部に西村さん、二部に道本さんがそれぞれオープニング・アクトで登場してくれました。西村さんは、美しい音色で洗練されたメロディ・ラインのオリジナル曲を披露してくれました。お若いだけに今後がますます楽しみです。道本さんはさすがにキャリアを感じさせる演奏で、ダイナミックなタッピングを組み入れたオリジナルは印象的でした。不協和音を取り入れたジョン・フェイの曲もいいですね。あの曲、私も好きな曲です。お二人の演奏に刺激を受けて、私も全力で演奏しましたよ(トークも)。アンコールも2回いただいて大変光栄でした。ご来場の皆さま、本当にありがとうございました! ライヴの写真をアップしましたのでご覧になってください(→こちらへ)。マシンヘッドさんのホームページにもライヴの模様がアップされていますので、そちらも是非ご覧ください(→こちらへ)。
 関係者の皆さまと打ち上げの後、道本さんとふたりで2次会へ直行。2人で飲むのはそういえば初めてです。お互い年も取ったけどこうやって好きなギター弾いていられるというのは、幸せなんでしょうねえ。まだまだお互い頑張りましょう(…続く)」

(平成17年5月12日)


<2005春のソロ・ツアーの思い出話 連載:その6>
「(…下の書き込みより続き)4/22は初めて鹿児島に足を踏み入れる記念すべき日です。行ったことのない地へ行くのはとてもエキサイティングです。念願の鹿児島初ライヴは、SRホールで開催されました。初めて伺うのにたくさんのお客さんに来ていただき、楽しんでいただけてうれしかったです(ライヴのスナップ→こちらへ)。来年もまた行きたいと思いますので、皆さん、是非またご来場ください。ありがとうございました! ライヴ終了後は鹿児島名物を食べるべく、SRホールのマネージャーの岩下さん、恩塚さんと近所に居酒屋へ直行。黒豚しゃぶしゃぶ、薩摩揚げ、キビナゴ刺身、溶岩焼き、鶏刺し…鹿児島は極楽ですたい!
 翌4/23はオフのため鹿児島でもう一泊。鹿児島にはまだまだ美味しものがあるはずと、この日も町なかを探索しました。まず恩塚さんが、昭和25年開業の老舗ラーメン屋さん“こむらさき”を見つけてきました。「鹿児島のラーメンならここ!」と言われるラーメン屋さんです。トンコツ系なのにとてもあっさりしたスープで、トッピングされているしゃきしゃきキャベツと一緒に麺を食べると最高でした(お店の前での記念写真→こちらへ)。新横浜のラーメン博物館にも“こむらさき”が入っているのですが、あちらは熊本ラーメンだったはず。鹿児島の“こむらさき”とたまたま名前が同じだけなのでしょうか?
 そしてもう一店、もも焼きの“丸万”というお店が前日から気になっていました。鹿児島は薩摩地鶏で有名ですからねえ。“丸万”は前を通ったときから、なんとなく本物志向の通っぽい雰囲気が漂っていたのです。でも、そういう店ってちょっと身構えてしまうところがあります。まずは、恩塚さんと2人で生ビールを頼んで、さりげなく店内の様子を窺っていました。お店の中にはお品書きなど置いてないし、壁には「もも焼き 時価」と書かれており、それ以外のメニューもなさそうです。会計を済ますお客さんが一体いくらぐらいなのか、2人の耳がダンボになっていました。お通しとして海苔が豪快に載った鶏皮ポン酢が出てきましたが、“この店に来たからにはもも焼きを食べないと”と思いたって『すみません、もも焼きを…』とカウンター内のママさんに声を掛けたら、『順番に焼いてますから』と言われてしまいました。なるほど、“入店イコールもも焼き注文”なんですね。生ビールをお代わりしてしばらくしたら、ジャーン!出てきました、炭火焼き本格もも焼きが。これはマジうまかとです! 感動ものですたい! 当初はもも焼きにかぶりついているところを写真に撮ろうと言っていたのに、すっかり忘れて2人でもも焼きにかぶりついていました。でも美味しかったので大満足(お店の前での記念写真→こちらへ)。で、肝心のお会計の方ですが、2人で8,000円ほどでした。。。ツアーというものは、こういう風にギャラが飲み食い代に消えていくのです、トホホ(…続く)」

(平成17年5月9日)


<2005春のソロ・ツアーの思い出話 連載:その5>
「(…下の書き込みより続き)4/20は長崎へ移動してのライヴですが、この日の朝方、大分のホテルでも十分に揺れを感じるほどの大きな地震が福岡でありました。大分から長崎へは、恩塚さんが車での移動を申し出てくれるまでは、当初福岡経由の電車の移動を予定していました。でも、もしその予定でいたら地震のために電車が止まったためにどうなったことやら。恩塚さん、ありがとうございました。助かりました。
 長崎でのライヴは、昨年同様、神主でいてギタリストの森浩明さんとのジョイントライヴです。会場も同じく“つどい亭”。お客さんとの距離も近く、アットホームな雰囲気で演奏できる空間です。この日は、サウンドチェックのあと開演まで少し時間があったので、近所を散歩しました。知らない土地を探索するのは結構好きなんです。でも、周りに特に目立った建物がなく、似たような風景が続いたのと、だんだん暗くなってきたので戻り方が分からなくなり、危うく迷子になるところでした。もう何年も前のことですが、大阪高槻で井上楽器さん主催のライヴを企画してもらったときに同様のことがあり、あのときは会場の名前も覚えてなかったので本当に焦りました。会場に戻れたのが開演時間をやや過ぎてからで、汗だくのままステージに出たのを覚えています。今回は森さんのステージが始まる前に戻れて、やれやれ。ご来場の皆さま、森さん、つどい亭のオヤジさん、ありがとうございました。
 翌4/21は熊本でのライヴです。熊本は島村楽器さんのギタークリニックでは何度も来ているのですが、ライヴハウスでの演奏はなんと今回が初めてとなります。会場は“ジャンゴ”。元グランドナッツ(イカ天出身バンド)の鍋田さんの紹介で出演が実現しました。地元で活動する若手スイングバンド“HOTCLUB 202”とロカビリーバンド“LIL' AL' BLOOZ BOYZ”がオープニングを務めてくれました。お陰様でたくさんのお客さんにご来場いただき、ありがとうございました。ライヴ終了後は、オーナーの小野さん夫妻、鍋田さん、関係者の皆さまと打ち上げへ直行。もちろん熊本なら馬刺しで焼酎ですね!
 熊本に行くと毎回、カオルギターを製作されている中島馨さん宅を訪問します。多くの有名ギタリストがカオルギターを使用する巨匠なのにとても気さくな方で、今回もライヴ前におじゃまして、くつろがせていただきました。仮面ライダー(タイガ、サイガ、グレイブ)スーツアクターの永瀬さんの直筆サインをおみやげに持参したところ、とても喜んでくれました。今回は一緒に飲みに行く時間がありませんでしたが、次回はまたじっくり飲んで、仮面ライダーの話に花を咲かせたいものです(ついでにギターの話も)(…続く)」

(平成17年5月8日)


<2005春のソロ・ツアーの思い出話 連載:その4>
「(…下の書き込みより続き)4/18はオフの日で、恩塚さんと七森さん(お医者さんでいてウクレレ奏者!)の計らいで昨年同様、湯布院のあせび荘でゆっくりしました。美味しい料理と焼酎、湯布岳を望める温泉…生きててよかったと感じるひとときでした(湯布院での休日写真→こちらへ)。
 翌日の4/19は、まずOBSラジオの『ちょるちょるワイド』への生出演。6弦ギターと12弦ギターを持ち込んで生演奏し、しっかり夜の大分ライヴの宣伝もしてもらいました。この日のライヴ会場は“ブリックブロック”で、2階席まである素敵なライヴハウスです。しかし、湯布院でゆっくりした翌日のライヴは気を引き締めないと。そう昨年、湯布院でゆっくりした翌日のライヴで、ステージに出る直前に転倒して爪を割ったのでした(昨年の平成16年4月21日の語録を参照してください)。ブリックブロックの控え室は2階で、1階席への階段を下りてステージへ出るのですが、階段から転がり落ちてステージに登場…なんて、シャレにもなりませんからねえ。去年の二の舞にならないように、しっかりと足を踏みしめて階段を下りましたよ。初めて出演するブリックブロックですが、たくさんのお客さんに来ていただいて本当に感謝感激です(当日の写真→こちらへ)。
 話は前後しますが、ライヴの前に恩塚さんと“鳴門うどん”といううどん屋さんのチェーン店に行ったのですが、同じ値段で麺の量をトリプル(3倍)までできるんです。このとき私はライヴ前だったので、ちょっと遠慮してダブルにしたのですが、次回は絶対トリプル! てゆうか、東京にできないかなあ“鳴門うどん”。近くにできたら毎日でも行くのになあ(…続く)」

(平成17年5月6日)


<2005春のソロ・ツアーの思い出話 連載:その3>
「(…下の書き込みより続き)ツアー4日目(4/16)から移動が楽になりました。というのも、大分でのライヴを企画してくれているの恩塚さんが車で福岡のホテルに迎えに来てくれたからです。4本のギターを担ぎ、機材や着替え入りのケースを引きずって移動する、ツアー時のいつもの“修行”スタイルから解放されることになります。何と恩塚さんは、この日からツアー最後の宮崎まで車で移動を手伝ってくれました。ありがたいことです。(運動量不足による体重増加だけが心配ですが…。)
 この日は小倉の“フォークビレッジ”でのライヴです。会場に着くと、オーナーの小野さんから高田渡さんが今朝亡くなられたことを聞きました。高田さんはフォークビレッジにもよく出演されていて、小野さんもかなり動揺されていました。独特の歌い回しで多くのファンに支持され、日本のフォーク史を築き上げてこられた方だけに残念です。とてもそうは見えないのですが、まだ56才だったとのこと。凝縮した人生を送られてきたからでしょう。合掌。
 この日のオープニング・アクトは昨年に続いて、石山こうじさんが務めてくれました。今年のマーティンの音の方が、昨年のオベーションより音楽的にもフィットしていい感じだと思いましたよ。フォークビレッジでの私のライヴは今年で3回目になりますので、私もリラックスして演奏することができました。ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。一昨年や昨年のライヴに続いて来てくださった方もたくさんいらして、とてもうれしかったです。皆さん、是非また次回もよろしくお願いします!
 ツアー5日目(4/17)は、天瀬にある温泉旅館“山荘天水”での宿泊客向けの演奏です。山荘天水は、自然に囲まれて心から安らぐことができる素敵な旅館で、露天風呂も存分に堪能できます。私も慌ただしい都会の生活を忘れてくつろぐことができました。女将さんもきれいな方で、すっかりファンになってしまいました。皆さんも機会があれば是非一度訪れてみてはいかがでしょう(山荘天水のホームページ→こちら)。宿泊されている方は、若い方からお年寄りまで幅広く、この日のステージは皆さんがご存じの曲などを盛り込んで演奏しました(…続く)」

(平成17年5月3日)


<2005春のソロ・ツアーの思い出話 連載:その2>
「(…下の書き込みより続き)ツアー2日目(4/14)は大阪で、会場はこれまた初めてお世話になる“ハウリン・バー”です。2年ほど前に一度、マスターのつるさんから『出演しませんか』といったお誘いの電話をいただいたことがあり、今回のツアーでの大阪の会場としてお願いしました。
 オープニング・アクトを務めてくれたナコミーズのナコミちゃんは、数年前に島村楽器さんのセミナー・ツアーで全国を回っていたときに最前列ど真ん中に座って参加してくれて以来のお友達で、関西でライヴをやるときはいつも駆けつけてくれます。塩次伸二バンドでコーラスを務めているだけあって、そのボーカルはとっても魅力的! 変幻自在にハーモニカを歌わせるWetty Joさん、切れ味鋭いギターのジュンちゃんとの掛け合いで素晴らしいパフォーマンスを聴かせてくれました(ナコミーズとの記念写真→こちらへ)。
 今回のツアーで持ってきている4本のギターのうち、リゾネーター・ギターのアミスターを除いては、すべてWAVER PICKUPシステムが搭載されているのですが、この日はWAVER店長の本間さんもご来場くださいました。これは最高の音でやるしかありませんな。いつも応援してくれているしんちゃんをはじめ、ご来場くださったたくさんのお客様に盛り上げてもらって、とても楽しく演奏できました。どうもありがとうございました! 昨年の倉敷ライヴでオープニングやってくれた根岸さん&ナオちゃんもはるばる来てくれて、うれしかったです。本間さんにも“音作り”を認めていただいてホッとしました。ライヴ終了後は、ナコミちゃん、ジュンちゃん、そしてROOTSとして活動中の天満クンご一行と打ち上げに直行。ツアー2日目なので、暴飲暴食は控えようと思ったのも最初のうちだけで、すっかりいつものペースでやってしまいました。
 ツアー3日目の4/15は新幹線で、福岡入り。ホテルにチェックインしたらすぐにFM福岡に直行し、『SHIMAMURA MUSIC PRESENTS オンガクらぶ』の収録。そして夜は、毎年お世話になっている“ドリームボート”でのライヴです。この辺りは先だっての福岡県西方沖地震での被害も大きかった地域で、ドリームボートもビデオモニターが落ちるわ、お酒類のボトルは割れるわ、オーディオ機材が飛ぶわで大変だったそうです。それでもオーナーの淳平さんをはじめ、スタッフの皆さんの元気なお顔を拝見できて安心しました。温かいお客様の声援を受け、九州に入っての最初のライヴも無事終了。皆さんどうもありがとうございました! 終了後は、淳平さん、そして九州にツアーに来ていた也許文吾さんと一杯…いや、何杯飲んだか覚えてません。ちょっと飲み過ぎました(…続く)」

(平成17年5月2日)


<2005春のソロ・ツアーの思い出話 連載:その1>
「中国広州遠征に始まり、モリダイラ・コンテスト・ゲスト、ミュリエル・アンダーソンとのライヴ、そして名古屋・大阪・九州各地を回る“春のソロライヴ・ツアー”と続いた、ハード・スケジュールの4月をなんとか無事乗り切りました。それでも各地でいろんな方々によくしていただいたこともあり、さほど大変な思いもせずツアーをこなすことができました。楽しかったこと、うれしかったこと、美味しかったこと、悲しかったこと…いろんなことがあった、忘れることのできない1ヶ月でした。
 中国遠征やミュリエルとのライヴについても近いうちにご報告しますが、まずは一番記憶に新しい“春のソロライヴ・ツアー”の思い出話から書いていきたいと思います。今回のツアーは、先に九州ツアーが決まっていて、それに名古屋と大阪をくっつける形でスケジュールを組みました。特に名古屋は、これまで外人ギタリストとのジョイントでしかライヴをやったことがなく、ソロでやってみたかったのでちょうどいい機会でした。
 初日(4/13)の名古屋は、名東区にある“スローブルース”でのライヴです。名前からしてそそるライヴハウスです。今回のツアーに持参するギターのひとつ、クレセントムーンのオール・スプルース・ギターを作ってくれた日比伸也さんの工房“トーンウッド”が“スローブルース”に比較的近いということで、会場入りする前にちょっとおじゃますることになりました。トーンウッドはのどかな田舎風景の中にあり、オフィスには完成したギターと共に、大きなスピーカーと立派な真空管のレコード・プレイヤーが置いてありました。さすが“いい仕事”をするのに十分の環境が感じられました。トーンウッドはギター製作学校もやっており、明日のルシアーを目指す若い人の情熱も感じることができて、私自身とてもリフレッシュされたような気がしました。
 さて“スローブルース”ですが、初めて伺うライヴハウスにもかかわらず、トーンウッドさんのおかげもあり、40人を超える店内ぎっしりのお客さんで埋まりました。本当にありがたいことです。オープニング・アクトを務めてくれた“いのししツゥ”のお二人も、モダンで粋なブルースを聴かせてくれました。『顔がイノシシに似ていて怖い方々だったらどうしよう』と思っていたのですが、とても気さくな優しい方でホッとしました(亥年のお二人だということです)。私自身もとてもリラックスして演奏することができ、ツアーの初日は幸先のいい一日となりました。マスターの岩田さん、大変お世話になりました。当日のライヴの模様が、トーンウッドのホームページにアップされていますので、ご覧になってください(→こちらへ)(…続く)」

(平成17年4月30日)


「ハード・スケジュールの4月、まずは途中経過をご報告します。4/5〜4/8は、中国広州への“ライヴ&セミナー”ツアーでした。出かける前に、中国で迷子になる夢を何度も見てやや不安だったのですが、無事帰ってきました。政治情勢が不安定な中での遠征で、トラブルやハプニングも色々ありましたが、“ライヴ&セミナー”を企画してくれた音楽学校からは熱烈歓迎を受けました。なんと“栄誉顧問!”に任命され、認定書もいただきましたので、後日公開したいと思います。
 中国から帰った翌日(4/9)は、横浜の赤レンガホールで開催された『モリダイラ楽器フィンガーピッキング・デイ』にゲスト出演し、そのまた翌日(4/10)には『ミュリエル・アンダーソン&打田十紀夫・ジョイント・ライヴ』に出演しました。両日とも大変な盛り上がりを見せました。ご来場の皆さま、本当にどうもありがとうございました。外人アーティストとの競演は、これまで‘おじさん’ギタリストとしかやっていませんでしたので、美しいミュリエルとのライヴはとても新鮮で感動的した。
 写真なども色々アップしたいのですが、今週水曜(4/13)からは『春のソロ・ツアー』へと突入しますので、それはたぶん帰ってきてからになると思います。どうぞお楽しみに。今回の『春のソロ・ツアー』では、名古屋・大阪・博多・小倉・大分・長崎・熊本・鹿児島・宮崎を回ります。お近くの皆さまは是非ともご来場ください。中国での衝撃(?)の出来事など、いろんなお話もお聞かせできると思います。では、お待ちしていますよ!」

(平成17年4月12日)


「年度末を迎え、なにかと慌ただしい時期ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。私は、4月に組まれたハード・スケジュールなツアーに向けてテンションを上げつつあります。4月は、まず上旬に中国広州に遠征し、同地のギター学校の企画で“ライヴ&セミナー”を開催する予定です。“日本風”フィンガーピッキング・ブルース・ギターが中国のギター愛好家たちにどう受け入れられるか、とても興味深いです。美味しいものもたくさん食べられるとのことで、これも楽しみ! 中国から帰った翌日は『モリダイラ楽器フィンガーピッキング・デイ』ゲスト出演、その翌日がミュリエル・アンダーソンとのジョイント・ライヴ、そしてその後は、名古屋・大阪・九州各地(博多・小倉・大分・長崎・熊本・鹿児島・宮崎)を回る『春のソロ・ツアー』へと突入します。ツアー中、ラジオの収録も2件入っています。こりゃ体力を付けておかないと。でも、それを口実に暴飲暴食してしまっている私って。。。
 最後になりましたが、九州の皆さま、福岡県西方沖地震、大変だったことと思います。心よりお見舞い申し上げます。ライヴにはギター4本持って参上して目一杯のステージを務めますので、皆さんの元気なお顔を是非見せてください。ご来場お待ちしています!」

(平成17年3月28日)


「2月の中旬頃、東京都府中市で“TOKYOハンドクラフトギターフェス2005”が開催されました。このような手工ギターの展示会は、関東で開催されることがあまりなかったため、参加した方はとても楽しかったと言っていました。私も関係者の方から誘われていて、『もちろん行きますよ。楽しみにしています』と言ってたのですが、うかつにもその日程に仕事が入ってしまっていて行くことができませんでした。お世話になっている製作家の皆さんも出展されていたので残念でした。シーガル・ギター、およびシオザキ・ギターでお馴染みの愛媛の塩崎雅亮さんもそのひとりです。今では押しも押されもしない巨匠の塩崎さんですが、初めてお会いしたのは20年ほど前で、当時はまだほとんど名前の知られていない駆け出しの製作家でした。その当時購入した、シリアル・ナンバーが“29”のシーガル・ギター(SS-50)は今でも健在です。今のように手工製作家にあまりスポットの当たらない時代でしたが、今弾いてみてもとても素晴らしいギターです。その塩崎さんが、展示会の終わった翌日、愛媛に帰る前にTABのオフィスに寄ってくださいました。そういえば長いお付き合いなのに、ツーショット写真を撮ったことがありません。ということで、愛用のシオザキ・ギターを持って記念撮影、カシャッ(→こちらへ)」

(平成17年3月3日)


「2/11に吉野家の牛丼が、1日限定で復活しました。皆さん、行かれましたか? 私ですか?当然じゃないですか! 以前“秘蔵写真&秘話”館 でも書きましたが、昨年の2/10を最後に吉野家のメニューから牛丼がなくなりました。その最終日に並んで食べた西新宿店に今回も出向きましたが、お昼前の時間にもかかわらず、かなりの行列ができていました。並んでいる皆さんの表情には、昨年の『今日で最後…』といった悲壮感はなく、『“うまい・やすい・はやい”あの牛丼をまた食べられる!』という喜びが満ちているように見えます。“お一人様4杯まで”といった制約が書いてあったのですが、この年になってそんな恥ずかしいことはできないので、大盛りを1杯だけ食べてきました。でもよく考えてみれば、それは多分お持ち帰りの人向けの告知だったのでしょうね。ともあれ、無事念願の吉野家牛丼を久しぶりに味わうことができて満足しました。早く本格復活してくれることを心待ちにしています。なお、当日牛丼を食べた人は、この牛丼ファン証明書をもらいました」

(平成17年2月13日)


「2/5に日本武道館で開催された『ジャイアント馬場七回忌追善興行』に行ってきました。馬場さんが亡くなってから、早いものでもう6年も経ったのですねえ。この日は、馬場さんの昔のフィルムを流したり、ザ・デストロイヤーやスタン・ハンセンらゆかりのある関係者の方が集まったセレモニーがあったり、もちろん試合のほうも川田、天龍、渕、モスマンら馬場さんの弟子らが熱い戦いを見せてくれたメインをはじめ、ブッチャーがまだまだ元気なところを見せてくれた試合など、とても充実した満足のいく大会でした。主催された馬場夫人の元子さん、本当にご苦労さまでした。馬場さん亡き後、全日本プロレスの“ノア”との分裂騒動など色々ありましたが、よく頑張ってこられたと思います。
 当日の会場には、若いプロレス・ファンの方も多かったのですが、中には私よりもっと年配の方も結構いらっしゃいました。そんな方はきっと私と同じように、馬場さんの全盛期の頃から応援してきたのでしょう。『私と同じ思いで今日来たんだろうなあ』と親しみを感じました。私の頭の中では、今でも馬場さんがボボ・ブラジルやブルーノ・サンマルチノらと死闘を繰り広げている姿が駆け巡っています。晩年の優しそうな馬場さんも素敵でしたが、近寄りがたい殺気を感じさせていた1960年代後半から70年代にかけての全盛期の馬場さんは最高にカッコよかったです。男の中の男でしたねえ。もちろんこの日も“馬場さんTシャツ”や“馬場さんフィギュア”など、たくさん買って帰りました(まだウチの女房には内緒にしてるけど…)」

(平成17年2月7日)


「向ヶ丘遊園駅にあるLive Space IMUでのライヴにたくさんのご来場、ありがとうございました。平成12の10月に、マーティン・ギター専門店FMGさんでのインストアライヴで訪れて以来、約4年3ヶ月ぶりに同駅で降りました。4年というとそんな昔ではありませんが、なんか懐かしいなあという気持ちになりました。聞くところによると、FMGオーナーの渡辺さんは体調を崩されているとのことで、心配です。早く良くなっていただきたいと思います。
 IMUさんは、“ホッとするライヴ・スペース”のキャッチコピーそのものの、アットホームな温かいライヴハウスでした。スタッフの皆さま、大変お世話になりました。ライヴの写真をアップしましたので、是非ご覧ください(→こちらへ)」

(平成17年2月3日)


「丸山ももたろうさんと石井完治さんのアコギ・インスト・デュオ“ももかん”との初めてのジョイント・ライヴが、1/23に実現しました。雪がちらついてきて、お客さん来てくれるかなとちょっと心配したのですが、ふたを開ければ大勢の方に来ていただけて本当に感謝感激です。私もとても楽しい時間を過ごすことができました。
 ももたろうさんは、以前TABのオフィスのお近くに住んでいらして、何度か寄っていただいたことがありましたが、完治さんとは今回初めてお会いしました。いやーしかし、この大先輩のお二人、噂どおりに演奏もトークもパワフルなオヤジ達でした。『私ももっともっと“オヤジ道”を究めないといけないなあ』と感じました。でも考えてみれば、年はそう変わらないんですよね。。。今回初めて出演したルースターもとても居心地のいい、楽しい空間でした。ライヴの写真をアップしましたので、是非ご覧ください(→こちらへ)」

(平成17年1月25日)


「皆さま、新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり、本当にありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 皆さんは正月をいかが過ごされたのでしょうか? 私の場合、毎年そうなんですが、正月といってもなかなかゆっくりすることができません。普段のバタバタした生活が慢性化してしまったようです。そんな中、とても懐かしい写真を発見しました。『どこかにあったはずなのだが…』とずっと考えていた写真です。“秘蔵写真&秘話”館の第六回をご覧ください」

(平成17年1月6日)


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