2004年8月7日

“打田十紀夫と7本のギター Part 2”ライヴ
会場:バックインタウン


昨年に続いて2度目の“7本のギター”ライヴ。
今回もバックインタウンにはたくさんのお客様にお集まりいただき、
本当にありがとうございました。7本もギターを運んだ甲斐がありました!
今回は、デビュー戦のギターもたくさん登場しました。


まず、塩崎雅亮氏製作の“シオザキ・ギター”(メイプル/サイド&バック)。
今回のギターは、DVD「ブルースでヒーリング」他で弾いているギターではなく、
(株)ベルデックスの矢部さんのご厚意で使わせてもらった新しいギターです。
塩崎さんのギターは、シーガル・ブランドのものも含め、昔からずっと
愛用していますが、とてもナチュラルな抜けの良いサウンドと弾きやすさが
特徴です。なんとこのギターは、20フレットのところに…。


そうです。私のサインが入っているんです!
「読めない」って? “打田十紀夫”と漢字で書いてあるのですが…。
まあ、サインちゅうもんは読めない方がカッコいいじゃないですか。


続いての登場は、トーンウッドという工房で日比伸嗣氏が製作している
“クレセントムーン”。このギターは、オール・シリーズというラインナップ
の中の1本で、なんとサイド・バック・トップがすべてスプルースで
出来ているというとてもユニークなギターです。
「ブルースでヒーリング」では、ナッシュビル・チューニングで弾きましたが、
今回はノーマルなチューニングで用いました。ライヴには今回が初登場です。
ヴィヴィッドでいて、締まりのあるサウンドが特徴で、
オールド・タイミーなブルースやラグを弾くと、これがまた最高なんです!


次は、アーチトップのギターやウクレレ、フラットマンドリンの製作でも有名な
鷲見英一氏が製作した“スミ・ギター”。‘初登場’ギターの1本です。
このギターはサイド・バックがマホガニーのモデルで、鷲見さんの人柄そのものの
非常に温かみのあるサウンドが特徴です。弾いていて心がとても癒されるギター
とでも言いましょうか。さり気ないカッタウェイも品があっていい感じです!


お次は、私のライヴや録音ではもうお馴染みのカナダの手工ギター“トンプソン”。
とんがったカッタウェイがブッチャーの凶器シューズ(古い…)みたいですが、
透明感のあるナチュラルなサウンドと重厚さを持ち合わせた完成度の高いギターです。


これまた、もうお馴染みの“モーリス S-121U”で、横山正氏製作の手工モデル。
Sシリーズは、フィンガーピッカー向けに開発されただけあって、ネックの握り心地や
音色の美しさなど、ギター・ファンに高い評価を得ています。


今回も12弦ギターで、“ギブソン B25-12”を使いました。
このギターだけピックアップを使用せず、マイクだけで音を拾いました。
その方が、12弦アコースティック・ギターのパワフルさとワイルドさを
リアリティを伴って伝えることができるからです。


 これも初登場ギターで、チェコのリゾネーター・ギター“アミスター”です。
“ステージャー”というのモデルで、ピエゾとマグネチックの2種類の
ピックアップをブレンドできるライヴ向きの1本です。
いつも使っている“ナショナル”リゾネーター・ギターとは異なる
可能性を秘めた、パワフルでユニークなサウンドが特徴です。


“アミスター”は、ウッディ・マンの紹介で使うようになりました。
ウッディのギターに彼のサインが掘ってあるように、この“ステージャー”には、
私の名前を入れて作ってくれました。アミスター社のホームページにも
私の写真が紹介されていますので、そちらもご覧ください。
“Amistar Guitar”のサイトは→こちら。トップページ右上の「Photo Gallery」
クリックして下さい。ページ中程の
「Artists」のところです。)


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